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八条学園騒動記
第六百四十四話 まずいものその九

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「そうはしていないからな」
「アイルランドが自然か」
「国家戦略はな、ただ」
「ただ。何だ」
「実はイングランドとアイルランドではかなりの国力差がある」
 そうなっているというのだ。
「日本と韓国以上だ」
「日本は韓国の五倍か六倍だったな」
「それ位の国力だ」
「四大国だしかなりだな」
「韓国も韓国でそれなりだが」
 それでもというのだ。
「やはり日本は桁が違う」
「そういうことだな」
「そしてイングランドとアイルランドもな」
 この二国もというのだ、尚アイルランドは先程タムタムが話したジャガイモ飢饉で人口が半分に減り長い間人口が回復しなかった。
「国力差が開いているが」
「日本と韓国よりもな」
「十倍はだ」
 それだけはというのだ。
「開いている」
「そうなのか」
「スコットランドやウエールズもな」
 この二国もというのだ。
「同じだ」
「イングランドより国力はずっと低いか」
「イングランドが圧倒している」
「他の三国をか」
「今はな、人口が違うせいでな」 
 その為にというのだ。
「そうなっている」
「そうなのか」
「イギリスというとイングランドでだ」
 それでというのだ。
「連合の六大国の様にだ」
「あちらじゃ大国か」
「ドイツ、フランス、イタリア、スペインと並んでな」
 そのうえでというのだ。
「エウロパの中では大国だ」
「言うなら五大国か」
「あちらはそうだ」
「連合は四大国というとな」
「日米中露だな」
「その四国だな」
「そこにトルコとブラジルが入るとな」 
 タムタムはその場合も話した。
「六大国だ」
「そう言うな」
「そしてその六大国の様なものがだ」
「エウロパの五大国か」
「何十かある国のうちのトップ5だ」
 そうした地位にあるというのだ。
「連合は三百以上の国だがな」
「あちらは何十か」
「そしてあの国は中央政府の権限が強い」
 エウロパのこのことも話した。
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