尊と繭とラーメン
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
尊「......零も東堂も尾宅も来れないか...んー....どーしよ」
ある日の休日、尊はいちご坂から少し離れた町でフラフラと歩いていた。
尊「....なんの目的もなく歩いていたら...腹が、減った」
・・・
・・
・
尊「よし、店を探そう。」
とりあえずなにか腹に入れようと、尊は飲食店を探し歩き始めた。
とあるラーメン屋を見かけた。尊が近づくと、そこに入ろうとする少女を目撃した。
特徴的な赤茶のメッシュ、艶やかな黒髪のセミロングの美少女....甲銀繭である。
尊「.....繭だ...」
そして、店に入った繭を追いかけ中に入る。
尊「...やあ、繭」
繭「ぴゃ!?...尊くん!?どうしてここに?」
尊「特に用事もなかったから歩いてたんだ。繭は?」
繭「....えっと、このお店のラーメンが美味しいと聞いて、食べてみようと思いまして....」
尊「へー。丁度腹減ってたし俺もここで食うかな」
繭「....変、じゃないんですか?女の子がラーメンなんて...」
尊「女の子がラーメン食うのもいいと思うぜ。人の好きを否定するほどクズじゃねえよ俺は」
2人は、空いていたテーブル席に座る。
繭「メニュー、先に見ていいですよ。私はお水を持ってきますね」
尊「お、ありがとうな」
水を取りに行った繭を見送ったあと、尊はメニューを眺める。
尊(しお、みそ、しょうゆ、チャーシュー...ねぎ塩チャーシュー...色々あるなぁ。よし、決めた。)
尊「俺はチャーシュー麺醤油味に半ライスにしようかな」
繭「私は…味噌ラーメンに辛玉と白髪葱を」
尊「....辛玉....?繭って辛いの平気なの?」
繭「そこまで得意って訳でもないのですが、嫌いでは無いですね」
尊「そっかぁ。....じゃあこの注文で頼んでおくよ」
繭「はい、お願いします」
尊は店員を呼んで注文をした。そしてしばらく待つことに.....
尊「ラーメン博物館の年間パス!?」
繭「はい。色んなお店のラーメンを食べたいので、年間パスポートを買ったんです」
尊「本当に繭はラーメンが好きなんだなぁ」
雑談していると、店員がやってきた。
店員「お待たせいたしました、チャーシュー麺醤油味と半ライスのお客様」
尊「あ、俺です」
店員「味噌ラーメン、辛玉と白髪葱トッピングのお客様」
繭「私です」
店員「ごゆっくり....」
そして2人はラーメンを味わった。
料金を支払い(尊が全部払った。繭は渋っていたが説得して尊が支払いすることに)
尊「ご馳走様でした」
繭「…ご馳走様でした♪」
尊「美味かった
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ