ハーケン会戦〜王国の守護神〜
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な表情を浮かべたレンは説明を続け、レンの説明を聞いて察しがついたセドリックは辛そうな表情で呟き、重々しい様子を纏って呟いたジンの言葉に頷いたエレインは辛そうな表情を浮かべて炎の海にのみ込まれているエレボニア帝国軍を見つめた。
「……あんた達は……――――――いえ、リィンは今行われてこの”虐殺”の内容をいつ知ったのよ!?”月の霊場”でのリィンの口ぶりから察するに、あの時点でリィン達はこの”虐殺”について知っていたんでしょう!?」
するとその時ある事が気になっていたサラは怒りの表情でレンに問いかけた。
次の作戦”は今までアリサ達が介入してきた”戦場”とは比較にならない”酷な戦場”になるだろうから、アリサ達は介入しない方がいい。
「あ………」
「確かに”月の霊場”での去り際のアイツの忠告を考えると、アイツも王国と連合が裏で繋がっていた事もそうだけど、今行われている軍事作戦についても知っていたでしょうね。」
サラのレンへの問いかけを聞いて”月の霊場”での出来事を思い返したエマは呆けた表情で声を出し、セリーヌは目を細めて推測を口にした。
「うふふ、レン達が連合”本陣”からその作戦を知らされて、この作戦に関する要請を出されたのはオルディス制圧の二日後よ。――――――さて、こうやって話している間にさすがのエレボニア帝国軍もそろそろ動き始めるのじゃないかしら?」
「!見て、エレボニア帝国軍が進軍の再開を……!」
サラの疑問に小悪魔な笑みを浮かべたレンが答えると同時にエレボニア帝国軍が進軍を再開した事に気づいたトワは声を上げた。
「炎に飲み込まれた仲間達を見捨ててまで、リベールへの侵略を優先するのかよ……!?」
「……リベール侵攻に失敗すれば、”エレボニア帝国の敗北が確実になる”と理解しているヴァンダイク学院長――――――いや、元帥閣下にとっても苦渋の判断なのだろう。」
「どうせ今のエレボニア帝国軍の動きもテメェらの掌の上なんだろうがっ!?」
進軍を再開している様子のエレボニア帝国軍を見たクロウは厳しい表情で声を上げ、ミュラーは重々しい様子を纏って推測し、アッシュは怒りの表情でレンに指摘し
「あら、中々鋭いわね。――――――ちょうどいい機会だから、その目に改めて刻みなさい。――――――”闇夜の眷属”の中でも”最強”を誇る”魔神”の”理不尽かつ圧倒的な力”を。」
アッシュの指摘に肯定したレンは不敵な笑みを浮かべて宣言した。
〜ハーケン平原・上空〜
「ん、わかった。――――――リウイお兄ちゃんからの連絡。手筈通り敵軍の旗艦以外の戦艦を”破壊しろ”だって。」
一方その頃ベルフェゴールとプリネの使い魔の一人
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