ハーケン会戦〜王国の守護神〜
[9/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いるアガットに視線を向けた。
「ハハ……シェラ君達もだが、Z組のみんなもその件で私を気にする必要はないよ。――――――パント臨時大使との会談後のアリシア女王陛下達との謁見に同席した”当事者”であるZ組のみんなも私のアリシア女王陛下達への”望み”と”考え”を聞いたはずだ。”私達の事は気にせず、リベールにとって最良の判断をして欲しい事”を。………そして、私を含めたエレボニア帝国はリベール王国に散々お世話になっておきながら、その”恩”を”仇”で返すような余りにも道理に反する愚かな国家に堕ちるくらいならば、いっそ滅亡した方が世の為、人の為である事もね。」
「オリビエ………」
疲れた表情で肩を落とした後悲しそうな表情で語るオリヴァルト皇子の様子をミュラーは複雑そうな表情で見つめた。
”王”とは国家の、国民達の為に時には”非情”にならなければなりません。そしてその為には自らの手を血で染めるべき時もありますわ。
「『王とは国家の、国民達の為に時には非情になられければならなく、そしてその為には自らの手を血で染めるべき時もある』……か。」
「その言葉は確か以前エリンの郷でメサイアが言っていた………」
「貴族――――――いや、”王の義務”か。アリシア女王陛下達はその”王の義務”を果たす為にもオリヴァルト殿下達にも、リベールがエレボニア帝国との戦争に予め備えていた事も黙っていたという事か……」
その時ふとかつてのメサイアの発言を思い返したユーシスは複雑そうな表情で呟き、ユーシスの言葉を聞いたガイウスは静かな表情で呟き、ラウラは重々しい様子を纏って呟いた。
「へえ?さすがヴァイスお兄さんの娘ね。――――――ま、そうは言っても最後の最後までその方法を取る事をしたくなかった二人はメンフィル・クロスベル連合軍にせめて”リベールに侵攻するエレボニア帝国軍に真実を教えてリベール侵略を思い止まる説得をする要請”をして、その要請を請けた連合軍はせっかく、リベール侵攻軍に”最後のチャンス”を与えてあげたのに、案の定エレボニア帝国軍はその”最後のチャンス”を無視して今の状況に陥ったって事よ♪」
「”最後のチャンス”………という事はアルフィンのさっきのエレボニア帝国軍への呼びかけはアリシア女王陛下達の要請によるものだったんですか……」
「……なるほどな。帝位継承者の一人にして、内戦で活躍したアルフィン皇女殿下は連合側として戦争に参加している事を女王陛下達もご存知だったから、そのアルフィン皇女殿下の説得ならばエレボニア帝国軍も耳を貸すかもしれないという”希望”を抱いて連合にそのような要請をしたのだろうな、アリシア女王陛下達は……」
「はい……ですが、その”希望”は………」
ユーシス達の会話を聞いて興味ありげ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ