ハーケン会戦〜王国の守護神〜
[3/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ウス・ブライト中将よ♪”」
「な――――――ですが、自らリベールに向かい、シェラザード殿達の協力を取りつけてきた殿下達の話ではリベールはまだ連合の誘いには応じていない上、今までもリベールは連合と同盟を組んだような発表はしていません……!」
「……あのオッサンの事だ。”世間ではリベールは連合とまだ繋がっていないと見せかけていて、裏ではとっくの昔に連合と手を組んでいやがったんだろうな。”」
「そうだな……3年前のクーデターや”リベル=アークの浮上による導力停止現象”――――――”リベールの異変”に対しても、それぞれの出来事が起こる事を予測して様々な対策を予め打っていたカシウスの旦那の事だから、”アルスター襲撃”の件――――――いや、ひょっとしたら”アルスター襲撃が起こる前の時点で連合とエレボニアの戦争にエレボニアがハーメルの惨劇のような冤罪をリベールに押し付けてリベールを戦争に巻き込むことも既に先読みしていた”のかもしれんな。」
笑顔で答えたレンが口にした驚愕の答えにその場にいる全員が血相を変えている中ラウラは絶句した後反論し、ラウラの反論に対して複雑そうな表情を浮かべながら推測を答えたアガットの言葉にジンは複雑そうな表情を浮かべながら同意した。
「ええっ!?待ってください……!確か”アルスター襲撃”が起こったのは1ヶ月前ですよね!?カシウス中将は一体どの時点でエレボニアがリベールに侵略する事を予測していたんですか……!?」
「……恐らくだが”メンフィル・クロスベル連合とエレボニアの関係が完全に戦争状態に陥る事になった出来事”――――――クロスベルを制圧しようとしたルーファス君達率いるエレボニア帝国のクロスベル侵攻軍がメンフィル・クロスベル連合軍によって”返り討ち”にされたあたりなんじゃないかい?」
アガットとジンの話を聞いて驚きの声を上げたセドリックが疑問を口にした後少しの間考え込んでいたオリヴァルト皇子は疲れた表情を浮かべながらレンに問いかけた。
「へえ?中々良い所をつくわね。―――――カシウス中将がリベールが連合とエレボニアの戦争に巻き込まれると”確信”したのはルーファス・アルバレア率いるクロスベル侵攻軍が連合軍によって”返り討ち”にされた件を知った時だけど、実は”カシウス中将はそれよりももっと前の時点でエレボニアがリベールに侵略する予測をしていた”そうよ?」
「何ですって!?」
「ク、クロスベル侵攻軍が連合によって”返り討ちにされるよりも前にエレボニアがリベールに侵略する事を予測していた”って、カシウスさんは一体どの時点でエレボニアがリベールに侵略する事を予測していたの……!?」
レンが更に口にした驚愕の事実にその場にいる全員が血相を変えている中サラは驚きの表情で声を上げ、アネラ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ