第一章
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目ですらりとした彼女達にだった。
大きな箱をプレゼントされてそうして言われた。
「はい、これね」
「お父さんへのプレゼントよ」
「受け取ってね」
「そうしてね」
「おいおい、もうお爺さんだからな」
デシンセイは娘達に苦笑いで応えた。
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