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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百八十三話 強くなろうともその十三

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「幾らでも巻き返せるからな」
「その通りですね、では」
「今は休ませてもらいます」
 鷲尾兄弟は道三と久秀の言葉に頷いてだった。
 今はゆっくりと休んだ、そしてだった。
 それが終わると戦場に戻った、他の戦士達も傷ついたり疲れるとそうした。そのうえで戦っていたが。
 赤羽は戦いながらこんなことを言った。
「全く、変わらねえな」
「そうだよな」
 青羽は彼の言葉に頷いた、三人共変身して力を合わせて戦っている。
「ここでもな」
「倒しても倒しても出て来るな」
 黄羽も言ってきた。
「次から次にな」
「全く、今回も厄介だな」
 赤羽はまた言った、だがここで。
 義晴が戦いながら来てそうして三人に言ってきた。
「けれどこうした戦いですよね」
「ああ、俺達の戦いはな」
「怪人が尽きるまで戦うんだよ」
「そうした戦いなんだよ」
「そうですね、だったら」
 義晴は三人の言葉を受けてさらに言った。
「このままです」
「やっていくしかないんだよ」
「言った俺達が言うのも何だけれどな」
「それしかないんだよ」
「そうですね、じゃあ戦っていきましょう」
 義晴は三人にこうも言った。
「このまま」
「不平垂れないでな」
「やっぱりそうしていかないとな」
「その通りだよな」
「ええ、不平言ったら」
 それこそというのだ。
「きりないですしね」
「そうだよな」
「そんなこと言っても何にもならないしな」
「それじゃあな」
「戦っていくってことで。それに敵も何時かいなくなりますよね」
 義晴は三人にバットを振って怪人達を倒しつつ尋ねた。
「そうですよね」
「ああ、倒していったらな」
「長くかかっても三日でな」
「いなくなるな」
「そうですね、じゃあ最後まで頑張っていきましょう。それに」 
 ここで義晴は笑ってこうも言った。
「正直戦いも大変ですが俺は」
「ああ、君結構以上にあれだよな」
「女難だよな」
「見ていたらそうだな」
「そっちの方がやばいかも知れないですから」
 少し苦笑いで述べた。
「ですから」
「そう思うとな」
「戦いの方がまだましか」
「スサノオとな」
「色々ありましたしね」
 戦国時代のことも思い出して述べた、このことはライダー達にはもう話しているがこの世界の面々にはしていない。
「本当に」
「戦国時代はそうだったんだよな」
「もう何度に死にそうになって」
「助けられないかもってなったりな」
「そうでしたから」
 だからだというのだ。
「この戦いも」
「やっていけるか」
「じゃあ君が言うならな」
「俺達もやらないとな」
 三羽は義晴の言葉に乗って不平を言わなくなった、そして。
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