第四百八十三話 強くなろうともその十二
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「だからね」
「私達もです」
「暫く休ませてもらいます」
鷲尾兄弟も来た。
「食事をして手当の後で」
「また戦わせてもらいます」
「ゆっくり休みな」
直家はすぐに彼等のところに来て声をかけた。
「たらふく食ってな」
「申し訳ありません」
「不覚を取ってしまい」
「謝る必要はねえ、戦っていれば傷付くものだ」
だからだというのだ。
「それよりもな」
「今はですね」
「休むことですね」
「ああ、そしてな」
食事を摂り手当てを受けて体力を回復させてというのだ。
「その後でな」
「再びですね」
「戦うことですね」
「そうだ、嬢ちゃんもだ」
直家は信繁にも声をかけた。
「いいな」
「今はですね」
「姉さんにも言われただろ」
「はい、休む様にと」
「ならそうしろ、無理はしないことだ」
それは絶対にするなというのだ。
「そしてな」
「そのうえで、ですね」
「また戦え」
こう言うのだった、信繁にも。
「いいな」
「わかりました」
信繁も頷いた、そしてだった。
三人のところにお握りは出された、美空はそのお握り達が置かれた大きな盆を出してそのうえで言った。
「さあ、食べて」
「いただきます」
「そうさせてもらいます」
「これとお味噌汁もあるから」
鷲尾兄弟にさらに言った。
「お野菜もお肉もたっぷりと入った豚汁がね」
「そちらもありますか」
「用意してくれましたか」
「栄養バランスはしっかりしないと駄目でしょ」
だからだというのだ。
「それでよ」
「そうですか、では」
「そちらもいただきます」
「あとお茶もあるから」
飲みものもというのだ。
「飲んでね」
「それでは」
「そうさせて頂きます」
「そうしてね、あんたもね」
美空は信繁にも声をかけた。
「まずはね」
「食べて飲んでですね」
「手当てもするから」
それでというのだ。
「まずはね」
「体力を回復させることですね」
「いいわね、よかったら寝て」
睡眠も摂ってというのだ。
「そうしてね」
「そうさせて頂きます」
「後れは取っていない」
道三は腕を組んで語った。
「そして例え後れを取ってもな」
「焦ることはないです」
久秀も言った。
「決して」
「左様、皆がいればだ」
それでというのだ。
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