雨の日の日曜日は
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に?』
『僕のこと・・・・好き?』
『・・・・・!?』
『・・・・正直に答えてよ・・・・』
『え・・・・ちょっと待ってよ・・・それずるいっ☆』
『どうしてさ? アスカは僕の気持ち、知ってるだろ?』
『知らない、知らないっ☆ そんなの知らないっ☆』
『さっき言ったじゃないかっ・・・・好きだって・・・』
『・・あ・・・う・・・・』
『・・・もう・・・いいだろ?・・・・知りたいんだ・・・・アスカの・・・気持ち・・・・』
『・・・でも・・・言いたくない・・・』
『どうして?』
『だって・・・恥ずかしいし・・・』
・・・・それって言ってるようなものだと思うけど(汗)
でも・・・アスカの口から聞きたい
その言葉を
『・・・約束・・・だよね?』
『・・・う・・・』
『・・・もう一度聞くよ・・・僕のこと・・・・・好き?』
僕は、アスカのそばに歩み寄り、腰に腕をまわす
そして君は、伏し目がちに・・・
僕の首に腕を回す
それから・・・
耳元でそっと囁く
『・・うん・・・・・好・・きぃ・・♪』
気がついたら・・・僕らは恋に落ちていた
ごく自然に僕らは求め合い
ごく普通の恋人同士のようになった
でも
アスカはやっぱりアスカだった
『アンタとはぜんっぜん気が合わないっ!』
ぷいと僕に背を向けてふくれる
本当にいつも通りのアスカだ(笑)
美しいブロンドの隙間から
透き通るように白いうなじや
折れてしまいそうなくらい華奢で細い腰が覗く
それが
とても綺麗だった
『・・・どうしてこんなやつと・・・』
まるでつい先程の事が一時の気の迷いであったかのように、君はぶつぶつと愚痴る
でも、なんでかな・・?
憎まれ口も、確かに本音なんだろうけど
今ではそれが照れ隠しでも
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