ハーケン会戦〜剣聖の策の始まり〜
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突如現れたシェラ率いる機工軍団にエレボニア帝国軍の一部の軍人達は驚いて足を止め
「第10〜第12は側面に現れたメンフィルの伏兵達の対処に向かえ!」
「「「イエス・コマンダー!!」」」
更に一部のエレボニア帝国軍の師団は通信機から聞こえて来たヴァンダイク元帥の指示に従って部下達に指示を出そうとしたその時
「――――――砲撃開始。」
シェラの指示によって機工軍団はそれぞれに装着している魔導兵器や導力兵器から砲弾らしき球体をエレボニア帝国軍向けて放った。すると球体はエレボニア帝国軍の頭上で炸裂した後何らかの液体が降り注いだ。
「な、なんだったんだ今のは……?」
「敵の攻撃ミスか……?」
「待て……この匂いは”ガソリン”だ……!?」
砲撃したにも関わらず何の被害も受けない事にエレボニア帝国軍が困惑している中、自分達に降り注いだ液体の正体がわかったエレボニア帝国軍の将校の一人は血相を変えて声を上げた。
〜ハーケン門・司令室〜
「今だ!”炎”を放て!!」
映像端末で地上にいるエレボニア帝国軍にガソリンが降りかかる場面を確認したカシウス中将は号令をかけ
「「「「「了解!」」」」」
カシウスの号令に対して通信機からはリィン達の力強い答えが返ってきた。
〜メンフィル帝国軍旗艦・モルテニア・甲板〜
「我焦がれ、いざなうは焦熱への儀式!そに捧げるは、炎帝の抱擁!!」
カシウスの号令を合図に足元に巨大な魔法陣を展開したペテレーネが魔術を発動していた。
〜メンフィル帝国軍戦艦・グロリアス・甲板〜
「我が呼びかけに応えよ!我が力、解放せよ!灼熱と、業火の意思よ!焼き尽くせ!!」
同じ頃巨大な魔法陣を展開していたシルフィエッタも魔術を発動していた。
〜クロスベル側帝国軍旗艦・ヴァリアント1号機・甲板〜
「我が手に携えしは、悠久の眠りを呼び覚ます天帝の大剣!古の契約に遵い我が命に応えよ!!」
同じ頃オルファンもペテレーネ達のように足元に巨大な魔法陣を展開して魔術を発動していた。
〜ヴァイスラント新生軍旗艦・パンダグリュエル・甲板〜
「古の焔よ、我が呼びかけに応えよ!今こそここに灼熱と業火の意思を示せ!!」
同じ頃クロチルダは自身が所有している戦術オーブメントに装着した古代遺物クラスのクオーツに登録されている”ロストアーツ”を発動していた。
〜レヴォリューション・甲板〜
「宵闇に潜む紅き月影よ、妾に力を貸すがよい!燃え尽きよ!!」
同じ頃レヴォリューションの甲板で自身にとっての”切
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