ハーケン会戦〜剣聖の策の始まり〜
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ル帝国軍戦艦・グロリアス・甲板〜
「私の方はいつでもいけるわよ、セオビット。」
「わかったわ、母様。――――――グロリアス、”炎”の準備が整ったわよ。」
同じ頃、モルテニアのようにステルス機能で姿を消しているメンフィル帝国軍が保有している戦艦にしてかつてリベールの異変で結社から奪った戦艦――――――”グロリアス”の甲板で足元に巨大な魔法陣を展開しているシルフィエッタは傍にいるセオビットに声をかけ、声をかけられたセオビットは頷いた通信機でどこかに通信をした。
〜同時刻・クロスベル帝国軍旗艦・ヴァリアント1号機・甲板〜
「――――――準備は整った。ナフカよ、連絡を。」
「ええ。――――――クロスベル帝国軍、”炎”の準備は整ったわ。」
更に同じ頃、モルテニアのようにステルス機能で姿を消しているクロスベル帝国軍の旗艦のブリッジでもダークブラウンの髪の軍装を纏った壮年の男性――――――リセルの父親であり、かつての”メルキア四元帥”の一人でもあったオルファン・ザイルードも足元に巨大な魔法陣を展開しながら傍にいるリリカのよな小型の人形――――――”魔導操殻”の前身である”魔導巧殻”の一体であるナフカは通信機でどこかに通信をした。
〜ヴァイスラント新生軍旗艦・パンダグリュエル・甲板〜
「―――――こちらの準備は整ったわよ。」
「わかりました。――――――ヴァイスラント新生軍、”炎”の準備は整いましたわ。」
更に同じ頃、ステルス機能で姿を消しているヴァイスラント新生軍の旗艦であるパンダグリュエルの甲板でも足元に巨大な魔法陣を展開して全身に莫大な霊力を収束しているクロチルダは傍にいるミルディーヌ公女に声をかけ、声をかけられたミルディーヌ公女は頷いた後通信機でどこかに通信をした。
〜リベール王国・ハーケン門・司令室〜
「―――――了解した。では号令があるまで、各自そのまま待機を。」
一方その頃、リィン達の通信相手――――――カシウスは通信内容に頷いた後指示を出した。
〜ハーケン平原〜
「始めろ、シェラ。」
「了解しました。――――――ステルス機能解除。」
「イエス・マム!!」
そしてエレボニア帝国軍を進軍をし続けていると通信機でリウイの指示を受けたシェラが指示を出すと数人の軍人達が傍に置いてある何かの装置を操作した。するとシェラ率いるメンフィル帝国軍の”機工軍団”は進軍し続けるエレボニア帝国軍の側面に突如姿を現した!
「なあっ!?あ、あの紋章は……!?」
「メ、メンフィル帝国軍……ッ!」
「し、しかもあの女は確か”破壊の女神”シェラ・エルサリス……ッ!!」
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