第十章「晴天」
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まさる「そうだな!お互い離れ離れになっても俺達は永遠の友だ!」
遼真「まさるくん!ゆうとくん!今までありがとう!
遠くへ行ってもずっと友達だからね!」
ゆうと「うん!忘れないよ!」
そして木村が遼真にこう伝えた。
木村「遼真!」
遼真「ん?」
木村「向こうの学校へ行っても元気でやれよ!
向こうでも友達がいっぱい作れるからな!」
木村「はい、木村先生!」
一方、信介は部下に別れを告げた
中村「平井さんも向こうへ行っても元気でやっちゃってください!」
信介「おう!君も達者でな!」
そして、芳子はボランティアにお礼を言った。
芳子「今まで本当にありがとうございました。心から感謝してます。」
大瀬「はい、こちらこそどういたしまして!」
頼子「芳子さんも岡山へ行っても元気に過ごしてください!」
別れを告げた平井一家は病院を出て、港へ向かう事になった。
信介「さぁ、やることやったし、そろそろ出発だ!」
遥・遼真・芳子「うん!」
ロビーが見える2階の廊下
ロビーに降りようとする平井一家は
リハビリ中の未夢を偶然見かけた。
遥「あっ、未夢さん!」
未夢「おっ!遥と遼真じゃないか!これから東京を離れるのか?
アタシ、今丁度、リハビリをしてる所なんだ!」
芳子「あっ、この度はうちの子供を大変ありがとうございました。
それもあなたのおかげです。」
未夢「へへへ、ありござっす!」
遼真「未夢姉ちゃんも早く元気に退院して、被災者を励ましてね!」
遥「未夢さん、今までお世話になりました!
またいつかどこかで会えたら嬉しいです!」
未夢「ああ、遥と遼真とはここでお別れだけど、
アタシらの心はいつも一緒だ!
アンタ達、向こうへ行っても元気でな!」
そして、遥と遼真は笑顔で答えた。
遥・遼真「うん!」
総合病院のロビー
遥「東京とはしばらくお別れだけど、
岡山で第二の人生が始まるんだね。」
信介「ああ、そうだ!俺達は岡山で新しい暮らしが始まるんだ!」
病院を出ようとする平井一家に掛が後を追ってきた。
掛「遥、遼真!」
遥「ん?」
掛「俺、これから山形の農村に住むことになったんだ!
遥と遼真はこれからどこに住むんだ?」
遥「私達は岡山県に住むことになりました!」
掛「ああ、お互い離れ離れになっても心は一緒だ!
今まで本当に楽しい人生だったよ!
遥と遼真も岡山に行っても
頑張っていい大人になれよ!じゃあな!」
遥「掛さんもお元気で!」
そして掛は遥達に別れを告げて、総合病院を去って行った。
信介「さぁ、俺達も岡山行きのフェリーに乗るか!」
芳子「うん
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