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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百八十二話 スサノオの思惑その十七

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「ですから」
「最初からですね」
「しないことです」
 こう言うのだった。
「そうしたことは」
「ええ、俺もしません」
 義晴は再びこう言った。
「そうした趣味はないですし報いも受けたくないですから」
「だからですね」
「例えたまたまでも」
 それでもというのだ。
「大変なことになりますから」
「創作の常だな」
 義景が二次の話をしてきた。
「覗こうとするとだ」
「絶対にその後大変なことになるよな」
「覗いた者達にとってな」
「偶然そうなってもな」
「それが常だ」
 まさにというのだ。
「だから私もだ」
「それは勧めないんだな」
「決してな、まして私はだ」
「お前二次以外に興味はないからな」
「だからだ、まして我々の周りの女子はどうだ」
 信奈達はとだ、義景は真顔で言った。
「外見は兎も角性格があまりにも強烈だ」
「それがいいんだろ」
「私にとっては強烈過ぎる」
 直家にも述べた。
「だからだ」
「いいんだな」
「二次で何の不満もない」
「お前もそこ五月蠅いな」
「それで誰の迷惑にもならず犯罪にならぬのだから」
 それ故にというのだ。
「いい筈だ」
「それはそうだな」
「私はこれからも二次のみだ」
「ほほほ、わらわの魅力がわからないとは残念ですわね」
 女湯から義元の勝ち誇った様な声が来た。
「義景さんも」
「だからその性格がだ」
「わらわはちょっと以上のことでは動じませんわよ」
「それはいいが友人としては兎も角だ」
 それならいいがというのだ。
「交際はな」
「ほほほ、ではこれからもお友達として」
「宜しく頼む」
「わらわは来る者は拒みませんわ」
「我が校は恋愛についてはとやかく言わぬ」  
 道三が胸を張って言ってきた。
「それもまた戦だからな」
「だからか」
「左様、恋愛からも己を磨ける」
 猿渡にも強い声で答えた。
「だからだ」
「恋愛もいいんだな」
「思う存分するのだ、だがこけても泣くな」
「ふられたりしてもか」
「それも己を磨くことになるからな」
 それ故にというのだ。
「心の傷になりそうなら助ける、教育者としてな」
「その時はか」
「是非な、だがだ」
 それでもとだ、道三はさらに言った。その言葉にはこれまでの人生の経験を物語る深いものもあった。
「松永先生と交際するなら気をつけろ」
「うふ。何かと教えてあげるわ」
 その久秀の声が女湯から来た。
「誰でもいらっしゃい」
「一筋縄ではいかんからな」
「悪い人じゃなくてもな」
 桐生が応えた。
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