暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百八十二話 スサノオの思惑その十四

[8]前話 [2]次話
「牛乳もあるからな」
「食べればいいのね」
「ああ、存分にな」
「牛乳があることはいいわね」 
 紗羽はこのことに素直に喜んだ。
「美味しいだけでなくて身体にもいいから」
「そうだな」
「有り難いわ」
「満足に戦うにはしっかりと食わないとな」
 直家はこうも言った。
「だからだ」
「お野菜に牛乳もなのね」
「用意した。秀家にも言ってるしな」
「秀家?」
「俺の娘だ、可愛いぞ」
 直家は秀家という名前に反応した紗羽に笑って応えた。
「将来が楽しみだ」
「そこまでなのね」
「ああ、いい娘だ」
 こうも言うのだった。
「俺には過ぎたな」
「娘さんのことを大事にしてるのね」
「そうさ、これでも親だからな」
 だからだというのだ。
「俺なりにね」
「それはいいことね」
「だからややこしいおっさんの下にもいるんだよ」
「ややこしいのは余計だ、だが子供や生徒を大事にすることはいいことだ」
 道三は直家にこう返した。
「ではこれからもだ」
「ああ、親として教師としてな」
「宜しく頼むぞ」
「こちらこそな」
 こうした話もしつつだった。
 戦士達は激しい訓練を行った、そしてその後で。 
 休息を摂ったがここで義晴は言った。
「やっぱり風呂はな」
「いいよな」
 赤羽が応えた、皆入浴を楽しんでいる。
「身体の疲れが取れてな」
「すっきりしますね」
「身体も奇麗になってな」
「そうですよね」
「風呂にじっくり入ってな」 
 青羽も湯舟にいる。
「そうして疲れを癒すんだよ」
「それがいいですね」
「それで飯食ってな」
 黄羽も言ってきた。
「よく寝ような」
「そうですね」
「よく訓練してな」
 猿渡もいる、それで言うのだった。
「そしてよく身体を癒してな」
「そうしてですね」
「よく食ってな」
 そしてというのだ。
「そのうえでな」
「よく寝るんですね」
「そしてまた明日だよ」
「訓練ですね」
「ああ、汗かいていこうな」
「わかりました」
「あとな」
 猿渡はさらに話した。
「皆今日一日でかなり強くなったからな」
「いえ、全然歯が立っていなかったですよ」
「そうでもな、はじめる前と後でな」
 訓練をというのだ。
「随分とな」
「強くなっていますか」
「ああ、一瞬ごとに強くなっていってるよ」
「そうですか」
「それは私が見てもわかった」
 ここで端整な顔立ちで逞しい身体つきの男が言ってきた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ