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歪んだ世界の中で
最終話 再会その二
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い人になりたくないし」
「関わりたくもないですね」
「人間として徳を積みたいよ」
「僕もです。では」
「うん、行こう」
「そうしましょう」
 こうした話をして素っ気無くだ。二人は居川も田仲も見なくなった。彼等はそれぞれさぼり過ぎて無理矢理部活に連れて来られて走らされていたがもう希望にとっても真人にとってもどうでもいいことになっていた。
 校舎に入ると次は。あの二人がいた。
 二人は希望を見ると睨んできた。だがだった。
 希望も真人もそのことに気付かない。本当に気付かなかった。
 その希望にだ。野田が言ってきた。
「何よ。無視するっていうの?」
「それどういうことよ」
 永田もだ。目を怒らせて彼の背に言う。こう言われてだった。
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