第2話
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この世界に転生してから13年の時が経った。
俺はこの世界に転生する際誰かの兄弟になれるようにと願った。
その結果俺は原作キャラの兄弟として転生した。
どちらかと言うと憑依したってのが合っている。
俺が憑依したキャラは......
吹雪アツヤである。
原作では試合の帰りに雪崩で士郎を残し亡くなってしまうキャラだが俺は生まれてから雪崩に合うこともなく家族4人で暮らしている。
流石に転生して数年で死ぬのはごめんだったから神様に感謝した。
死ぬ運命から逃れた俺は折角この世界に転生したのだからと毎日サッカーの特訓をした。
流石は超次元の世界。練習すればする程実力も上がりどんどんと成長していった。
少年チームではエースストライカーとして活躍し原作通り『熊殺しのアツヤ』と異名が付いた。
ちなみに兄の士郎はDF能力が高く他の小学生チームに士郎を突破出来る選手はほぼいなかった。
常に冷静沈着でキャプテンとしても活躍している。そして付いた異名が『雪原のプリンセス』である。
そんな俺達のチームは負けることなく少年サッカー大会で優勝することが出来た。
そして、時は現在に戻り中学一年生。
原作通り白恋中に進学した。
もちろん、士郎も俺より一年早く進学している。
ちなみにサッカー部もあったがどの選手も他のチームよりもレベルが低くFFに出場するのは困難な程であった。
そしてらFFは雷門中が優勝したと言う。
「まさか、あの雷門中が優勝するとはな」
「アツヤの予想は当たってたね。帝国学園がまさか初戦で破れるとは思ってなかったけど。」
「あぁ、情報だとキャプテンである鬼道は怪我をしていたらしく出場していなかったが、やつが到着した頃には鬼道以外の全員がまともに立つことすら出来なかったようだぜ?」
「そのゼウス中を破った雷門の実力は本物だね。」
「あぁ、だが俺はあんな奴らには負けないぜ?」
「違うだろ、アツヤ。俺達が....だろ?」
「そうだな、兄貴」
俺達は部室で雷門が優勝した時の映像を眺めている。
誰しもが雷門が勝つとは思っていなかった為、流石の兄貴も驚いていた。
FFが終わったってことはそろそろ奴らが来る頃だろうな。
俺がいることで、失くなったのかとも思ったが他に全く変化がなかった。
FFも終わり、ついに始まる。エイリア学園編が。
「わりぃーが全力で勝ちに行くぜ?」
「ん?何か言ったかい、アツヤ」
「いいや、何でもねーよ兄貴」
FFの映像を見た俺達はいつも通りグラウンドに出て練習をした。
大分実力も上がって来ているため来年こそは兄貴と一緒にFFに出場してやる。
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