第七章「大混乱」
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ない!とりあえずロビーに行こう!」
木村「ああ、そうだな。」
そして、遥達が病院のロビーに行ってみると
遥「あっ・・・こ、これは?」
そこには消防隊員や医師、ケガ人や病人、避難民が大勢いた。
掛「この病院には患者が溢れかえっているんだ!
つまり、ちょっと前までのコロナ禍と同じ状況さ。
その中には未夢と同じように
富士山の噴火による健康被害を受けてる人も
たくさんいるんだ!」
遼真「未夢姉ちゃんだけじゃなかったんだ?」
遥「まさか、あんなことになるなんて・・・」
ポイントK この様な震災が発生すると、患者が大幅に増加し
伝染病や疫病の流行と同じように医療が崩壊しかねなくなる。
そこへ、遥が通う巣鴨中学校の教師の堀田文子先生がやってきた。
堀田「あなたは2年1組の平井 遥さんですよね。」
遥「あっ!堀田先生!」
堀田「手芸部の顧問の先生なんですか
ちょっとこちらに来てもらえませんか?」
遥「顧問ですか?」
そして、遥は堀田先生の言う通り、とある場所に案内された。
遼真「こ、ここって?」
掛「遺体安置所じゃないか!」
遥達が案内されたのは、病院内の特設された遺体安置所だった。
木村「気味が悪りぃな。震災による犠牲者がここで眠ってるとはな・・・。」
すると、堀田先生が遥達にある遺体を紹介した。
堀田「こちらです。手芸部の顧問の細川奏子先生です。
今回の巨大地震で犠牲になられたらしいです。」
そして遥は・・・
遥「あ・・・あぁ・・・」
泣きながら絶望してしまった。
遥「細川先生?どうして死んじゃったの?
ぐすっ・・・何でぇ・・・、何で死んじゃったの?
ねぇ、細川先生?」
遥は顧問の死を受け入れることができず、その場でオイオイ泣き崩れてしまった。
その頃 ???
他道府県でも震災によって大きな影響が出ている。
北海道札幌市某所
サラリーマン@「東京で巨大地震が発生して
富士山が噴火したらしいよな。」
サラリーマンA「14年前の東日本大震災の時は
震度6強が起きたのに噴火しなかったのにな。」
サラリーマンB「いやぁしかし、北海道もいつかは
千島海溝沿いで巨大地震が起きて、津波だけじゃなく
有珠山とか樽前山とか十勝岳とかが噴火したら
札幌もあんな風になるだろうな。」
ポイントL 他の地方でも大きな騒ぎになり
その後の震災の事で思い浮かべてしまう人もいる。
兵庫県のとある中学校
男子中学生@「知ってるか、この
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