第二章「避難生活」
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」
遥は国立競技場が避難所として使われていることを知った。
遥「確かにここなら広くて密になりにくいから大丈夫!」
そして遥は、その競技場の中に入った。
国立競技場内部
競技場のグラウンドの中に入った遥は
偶然友達とゲームをしている遼真を偶然見かけた。
遼真「あれ?お姉ちゃん?」
そして遥は嬉しそうに
遥「遼真ー?」
遼真と再会して嬉し泣きして遼真を抱いた。
遥「良かった・・・無事だったんだね!」
遼真「あぁお姉ちゃん。僕、その時広い公園で友達と
ホームサーキットをしてたんだよ。そして、大きな地震が起きた後に
ゆうとくんのパパに、車でこの競技場に連れてってもらったんだよ。」
実は遼真は遥よりも先に国立競技場に
友達と一緒に入って避難していたのだった。
ゆうと「ハルお姉ちゃん、遼真くんの事を探してたんだね!」
まさる「良かったな!遼真?」
遼真の友達は遼真の姉の再会に励んだ。
遥は嬉しそうに涙ながらにこう言った。
遥「あと・・・二人とも無事だったんだね。
お姉ちゃん嬉しくて涙出ちゃったかも・・・。」
遼真「じゃあ、僕はお姉ちゃんと一緒にテントに入ってるからね!」
そして遥と遼真は避難所のテントに入っていった。
競技場グラウンドのテントの中
配給でもらったのはおにぎりとカップ麺とペットボトル緑茶だけだった。
遼真「お茶とおにぎりとカップ麺だけか・・・
これだけで足りるかな?」
遥「うーんここに来た時、それだけしかもらってないし・・・」
そして、食糧の事で困っていた2人の前に
スカジャンとジーンズ姿の女子高生が突然、テントの中に押し掛けてきた。
シャッ!
女子高生「よっ!こんばんは!」
遥と遼真はそれに驚いて腰を抜かした。
遥・遼真「うわっ?」
女子高生「親がいなくて寂しいだろ?ハハハ!心配いらないよ!
なんならアタシも仲間に入れてやるよ!
じゃ!お邪魔するぞ!」
彼女は鞄を開き、食料を差し出した。
女子高生「ほ〜ら、この食糧、大量に持ってきたんだ!
一緒に食べようぜ!」
彼女の食糧は物凄く大量に備蓄していた。
遥・遼真「はい、いただきます・・・。」
そして3人は食事をしながら会話を始めた。
未夢「じゃあ、さっそく自己紹介するぞ。
アタシの名は武沢未夢。
目黒南高校に通う高校2年生だ!
ところであんたらは名前なんて言うんだ?」
遥「あっ私、巣鴨から来た巣鴨中学校に通う
平井 遥っていいます!中学2年生です!
そっちは弟の遼真です。小学3年生です。」
未夢「
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