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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
予想外
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果たしやすくなったと考えているようだ。

「ただ、それを君たちは許してくれなそうだが」

そう言って踵を返した彼の目に映るのは笑みを浮かべている金髪の青年。

「シリルが動けないなら楽に戦えるわ。一対一(サシ)でやれるからな」
「よく言うね。一人では手も足も出なかったことを覚えていないのかな?」

乱戦になったことで両者共にボロボロ。しかしまるでそれがなかったかのような余裕さを浮かばせている表情。その二人を見て不安そうな顔を浮かべるウェンディと彼ら同様に笑みを浮かべるシェリア。誰の予想が当たるのか全くわからない状況を、負傷した俺はただ見ていることしかできなかった。


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