第二十一話 与えられた試練その五
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。何があっても来るから」
「毎日ね」
「うん、毎日そうするからね」
希望は微笑んで千春に答える。そうしてだった、
実際に彼は次の日もその次の日も千春であるその木に薬をかけていった。それは雨でも雪でもどれだけ寒くても続けられた。だが千春はというと。
「そうですか。あの人は」
「うん、精霊っていうのかな」
「心は人間でもですね」
「そうした娘なんだ」
希望は真人にそのことを話していた。彼になら話しても問題ないからだ。
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