第六十七話 春休みが終わってその二十二
[8]前話 [2]次話
「やっぱりね」
「ですね、ご本人さんなら絶対によく知ってますし」
「そう、だからね」
「そうしますね」
「ええ、じゃあ私もうお部屋に戻るけれど」
新一君に言いました。
「新一君はこれからどうするの?」
「お墓地お参りして参拝しようって思ってます」
神殿にというのです。
「回廊ひのきしんもさせてもらって」
「そうしてなの」
「お家に帰ってもゲームか勉強位しかしないですから」
「だからなのね」
「勉強するなら身体動かした方頭すっきりして出来ますし」
それでというのです。
「そうしてきます」
「相変わらずいさんでるわね」
「お墓地に行って参拝させてもらってですか」
「それで回廊も拭かせてもらうなんて」
回廊ひのきしんはこうも呼ばれています。
「いさんでるわね」
「そうですか、まあ今日は帰ったら絶対にすることありますけれど」
「お勉強以外になの」
「ゲームよりも重要です」
「それは何なの?」
「仮面ライダーと戦隊観ないといけないですから」
「それでなの」
「はい、ですから」
私に楽しそうに言ってきました。
「今日は忙しいんですよ」
「新一君特撮好きなの」
「大好きです、ウルトラマンも観ますし」
「そうなのね」
「それで牙狼もです」
「そっちもなのね」
「観ています」
こう私に答えてくれました。
「そうしています」
「結構以上に好きなのね」
「生きがいの一つです」
そこまでだというのです。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ