第二十一話 与えられた試練その二
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いも寄らなかったね」
「だよね。立派だよね」
「千春ちゃんの恋人だけはあるね」
まずはこのことを褒める。しかしだった。
彼等は同時にだ。こうも話すのだった。
「けれど僕達じゃどうにもできないからね」
「そうそう。僕達の出来ることじゃないから」
「千春ちゃんを助けられるとなればやっぱり」
「お姫様だけだね」
「あの方だけだね」
こう言ってだ。そのうえでだった。
彼等は上座、御簾の向こうを見た。そこは畳が敷かれていた。
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