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と帰って行った。あぁ そう 美鈴のお父さんは、晋さんと舞依ちゃんが送るって言っていたわ」
「そう 明璃ちゃんにお礼 言わなければと、思ったのに・・」
「うーん あの子 破天荒なとこあるけど、自分の妹ながら 良い子よね 他人の気持ち、考えているし・・あの子なりの表現なのよ 慎二 大変だけど、よろしくね」と、光瑠が・・
「なんだよー 俺が、面倒引き受けるのかよー お姉ちゃん」と、昇二が返すと、光瑠のお手拭きが飛んでいた。
「でも、次は 昇二の番だよなぁー」と、僕が言ったけど
「それがな ベトナムの話があるんだよ」と、下を向いていた。
「なによ それ 海外赴任? 早すぎるんじゃぁ無い」と、光瑠が言っていたが
「いや まだ、決まってはいないんだが・・ ウワサ 勿論 明璃には言って居ないよ」と、昇二はビールを注いでいた。
僕達は、ホテルに帰ってきた。もう、11時になろうかという頃だった。
「蒼 私 こんなに幸せで良いんだろうか」
「当たり前、じゃぁないか 美鈴が優しいから、みんなが祝福してくれだんだよ」
私は、お風呂から出て、お母さんに用意してもらったものを着て・・恥ずかしかったけど・・
だけど、もう、蒼は飲み過ぎていて、うつろだった。そのまま、その日は、私、蒼にひっいて横たわっていただけだけど・・。幸せを噛みしめていた。
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