第十二章
12-?
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ど 高井さん お父さんは、倒れる前の記憶は無くしているのよ だけど、高井さんの顔を見ると、少しでも思いだすかも・・」
「そうなの そんな状態なんだ でも、本当に、ごめんなさい 私 辛くて・・ 今ね、私、近くの旅館で手伝いとかして、漁師さんからお預かりして内職みたいなこともやっているし、みれいと一緒に、なんとか平穏に過ごしているの だから・・」
「うん わかった でも、高井さん 心配しないで、今は、ナカミチ復活して順調にいっているの そして、もうすぐ、お店を大きくした建物が完成するのよ だから、高井さんが責任感じていること、もう、必要ないのよ あの子、元気に育ててね 良い子よね みれいちゃん」
「ありがとう あの子 美しいと鈴 って漢字書くの ごめんなさい 名前 勝手に使わせてもらつて 美鈴ちゃんみたいに やさしい娘に育って欲しくて・・」
「えー そうなんだ じゃぁ 妹みたいなもんだね 明るくて良い子 幸せにね 私も、末に結婚するの」
「そうなのー おめでとう 中学生だったのにね 早いわー 私も、それだけ歳とったのよね」
「そんなこと ないですよ まだまだお綺麗です それから、もし、何か困ったことあったら、連絡ください」と、私は、お店の名刺を渡したら
「まぁ 美鈴ちやんが ナカミチの店長さん 苦労したのね どうぞ、社長さんのこと よろしくお願いします」と、最後に言われて、高井さんと別れたのだ。
砂浜を走ってお父さんのもとに駆け寄ると
「おぉー どこまで、散歩行っていたんだ さっき 話していたの この辺の人か?」
「うん ここの人 素敵な人だったよ」
「そうか この辺の人はみんな良い人ばっかりみたいだからな やっぱり ここの海は懐かしい感じがするよ さぁ 行こうか 宿に」
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