第百十四話 孔明、弓矢を奪うのことその七
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します」
「うむ、わかった」
「そうするのだ」
関羽と張飛も軍師二人の言葉に応える。そうしてだ。
軍師二人はさらに言おうとする。しかしだった。
ここで魏延が出て来てだ。必死の顔で言い出した。
「ま、待ってくれ」
「あっ、焔耶さん」
「そういえばこの人がいました」
孔明と鳳統もここではっとなった。
「桃香様といえばやっぱり」
「どうしてもなんですね」
「桃香様は私が命にかえても御護りする」
こう実際に強く主張しだす。
「そう。例え仮に何があろうともだ」
「待て焔耶、それはもう決まったぞ」
「そうなのだ」
さしもの関羽と張飛もいきり立たんばかりの今の魏延には戸惑いを隠せない。
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