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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
屈服編 至宝の王妃は絶倫に堕ち、新たな命の母となる
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は自分の逸物に喘ぎ乱れ狂う王妃の痴態と、熟成された「オンナ」ならではの扇情的な匂いに、かつてない昂りを感じていた。
今からおよそ18年前。名門出の貴族でありながら、あまりの乱暴者であったが故に実家から追放され、一時期野盗に身を落としていた頃から。
正義の味方気取りで犯されに来た姫騎士や、「お楽しみ」を邪魔した青髪の騎士のことは、はっきりと覚えていたのである。
あの生意気な騎士だった王の首を刎ね、今はその妻となっているかつての姫騎士を抱いている。そして2人の娘であるジルフリーデすらも、今は自身の手に落ちている。
これ以上の完全勝利などない。ついに自分はあの憎きカイオスを殺し、アリアレイテを手に入れ、その娘すらも手篭めにしたのだ。
アンジャルノンはその快感と、王妃の肉体から漂う芳醇な汗の香りに身を震わせ、今宵も彼女のくびれた白い腰を両の手でしっかりと掴み、容赦なく腰を打ち付けている。
王城の寝室で毎晩のように繰り広げられているこの「まぐわい」に、アリアレイテの身体も馴染んでしまっているのか。彼女の身体の反応は、日を追うごとに淫らになっていた。
カイオスとここで愛し合っていた頃とは、比べ物にならないほどに。
「あっ、あぁはぁあぁあっ! こ、この姿勢、この姿勢はだめぇえっ!」
「カイオス王にはこうして愛して貰っていたのだろう? この俺が再現してやろうというのだ、ありがたく思えッ!」
「ひ、ひぃぃいうぅうっ!」
夫との営みの記憶を塗り潰すかのように、敢えて正常位の姿勢でアリアレイテを犯すアンジャルノンの抽送に、王妃は為す術もなくよがり狂っていた。色黒の胸板に白い乳房が押し当てられ、乳首が擦れ合う感覚に思わず仰け反ってしまう。
そんなアリアレイテの柔らかな肉体を、決して逃すまいと抱きしめながら。桜色の唇から漏れる喘ぎ声と吐息の温もりを愉しむアンジャルノンは、「あの頃」に戻ったかのような下卑た笑みを浮かべていた。
野盗時代で得た経験を糧に帝国の将軍として返り咲き、聖国を侵略する任務を与えられた時から。彼は虎視眈々と、「復讐」の機会を窺っていたのである。そして今まさに、彼は最も己が強く望んだ形で、その野望を果たしているのだ。
「んぁあぁあっ!」
「ふっ……どうやら、とうとう『孕まずの秘薬』も尽きてしまったな? どうする? 至宝の王妃様よ」
31発目の膣内射精を「危険日」の子宮に注ぎ込まれ、アリアレイテは嬌声と共に腰を跳ね上げてしまう。もはや、「受精」は避けられない。
それでも彼女は心だけは屈しまいと、粘ついた白濁をどくどくと注ぎ続けるアンジャルノンの嘲笑に気丈な声を上げていた。
「た、例えあなたの子をこの身に宿そうとも……例え私の身体がどうなろうともっ! 私は聖国の王妃、
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