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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十四話 孔明、弓矢を奪うのことその六
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。船や案山子に突き刺さったままであるが。
 その弓矢を見てだ。袁紹は思わず唸った。そのうえで言うのだった。
「この発想はありませんでしたわ」
「ええ、私もよ」
 彼女の傍にいる曹操も唸る顔だった。
「こんなやり方があるのね」
「華琳も考えられませんでしたの」
「発想の外にあったわ」
 曹操ですらそうだったというのだ。

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