第百十四話 孔明、弓矢を奪うのことその四
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れは私もだ」
ここでだ。クラウザーが話に入って来た。
「私のことは知ってるな」
「確かギース=ハワードさんとでしたね」
「ご兄弟でしたね」
「母親は違う」
クラウザーは孔明と鳳統にこのことを話した。
「だが、だ。兄弟であることは事実だ」
「そしてその兄弟だからこそ」
「因縁がですか」
「互いの存在を知った時から憎み合ってきた」
それが二人だったのである。
「何度も戦ってきた」
「はい、お話は聞いています」
「そういう御関係だったと」
「だが今は共にいる」
華陀と巡り会いだ。そうなったというのだ。
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