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」と、お母さんが聞いてきた。
「ううん 8月の末あたりになるかなー そろそろ決めなきゃあね」と、蒼が私の顔を見ながら言ってきた。
「もう 式場なんか いっぱいヨ 早く、探さないと」
「でも、そんなに呼ぶ人も居ないし 小ぢんまりとしたものになると思うよ 美鈴の方が、多くなるかも」
「私だって 2.3人よ 親戚も居ないし」
「美鈴ちゃんは、どんなのが希望? 内掛けとかドレスとか」と、お母さんが聞いていたが
「私 あんまり 考えていないんです あんまり、お金かけられないし」
「でもね 一生一度のことだしね 蒼が何とかするわよ 可愛い美鈴ちゃんのことだもの」
「ちょっと 待ってよ 僕だって まだ、貯金なんて、そんなにないよー 美鈴には、可愛いく着飾ってほしいけどなー」
「でも 先に 式場決めなきゃあね」
その間、蒼のお父さんは、昔のナカミチの話を私のお父さんと話し合っていたが、私のお父さんは、何かを思い出してくれたんだろうか
「おとうさん 明日も早いんだから あんまり、飲むのもほどほどにね」って、私は、気になってきた。
「美鈴はね 最近ね、あんまり飲むな 飲むな って怒るんですよ ワシの唯一の楽しみなんですけどね」と、蒼のお父さんに訴えていた。蒼のお父さんも笑っていたが
「私 怒ってるんちゃうよ ただ・・ これ以上、記憶失くしてほしくないから・・血圧だって高いし・・」
結局、お父さんが、だんだん眠たそうになってきて、終わりにすることになったのだ。
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