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ラブホテル恐るべし
第一章

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                ラブホテル恐るべし
 河原崎健はこの時交際相手の徳田智と共に自分の家にいた、そこで今度のデートに行く場所を二人で考えていた。
 健は黒髪をワイルドにセットしていて痩せたきりっとした顔で黒い目は切れ長で彫がありきりっとしていて鼻は高い。背は一七二センチ程で色黒で痩せている。服装はラフなものだ。
 その彼が智に言った。
「今度何処に行こうか」
「そうね、色々行きたいわね」
 智は健に本やスマートフォンで今度行く街のそのスポットを見つつ応えた。黒髪を伸ばしていて丸い顔で穏やかそうな目で唇はやや大きなピンクだ。背は一五七センチ位で黄色い半ズボンと白いシャツというスタイルだ。白い雪の様な肌で脚が奇麗だ。
「今度は」
「今度はか」
「最近一つの場所をずっとって多かったでしょ」
「そういえばそうだな」
 デートではとだ、健も答えた。
「最近な」
「だからね」 
「今回はか」
「色々行く?朝早く出て」
「じゃあ朝は公園行ってな」 
 健もスマートフォンで今度行く街のそこをチェックして言った。
「のどかな朝を楽しんでな」
「そこからはじまって」
「そして映画館行って昼飯食って午後は」
 その時はというのだった。
「水族館行くか」
「身体も動かしたくない?」
「じゃあプールも行ってな」
 二人共水泳が好きなのでこう提案した。
「それで身体も動かして」
「後は晩ご飯ね」
「それで帰るか」
「そうする?ただこの日次の日もお休みでしょ」
「二人共な」 
 二人共職場は別々だがこの時はお互いに連休を取れていたのだ。
「それじゃあな」
「ええ、ゆっくり出来るから」
「夜もか」
「飲むなり」
 智は酒の話もした。
「後はホテルね」
「ホテルか」
「ホテルといってもね」
 智は健に笑って話した。
「ラブホテルよ」
「そこで一晩か」
「どうかしら」
「それもいいな、そういえばな」
 ラブホテルと聞いてだ、健は智に考える顔になって答えた。
「最近ラブゴテルもな」
「お休みするだけでね」
「泊まるとかな」
「してないでしょ」
「だからだな」
「そう、お休みしてみましょう」
「そうするか、じゃあどのホテルがいいか」
 健はさらに言った。
「ちょっと真剣にな」
「調べてみる?」
「そうするか」
 こう話してだった。
 二人はそのまま行く場所の近くにあるラブホテルを検索した、丁度そこにホテル街があるので行くには問題なかった。
 それで調べていくとだった。健は眉を曇らせて智に言った。
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