第五章
5-?
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
、舜が言っていたけど、脇に付いて行った。プチも坂の上まで一緒に来て
「いいか すずりちゃん ちゃんと意思表示しろよ 舜 頼むぞ」と、言い出した。
「えー なんか すずり 言ったか?」
「ううん 何にも プチ へんなこと言わないでよー」
「すずり 時々 ぶつぶつ 言うよね」と、坂道の途中で聞いてきた。
「そう 相棒のプチがね 舜のこと気に入っているのよ」
「プチ? チッチって呼んでた猫のこと? なんか、相当、すずりのこと 懐いているみたいだね さっきも、そこまで付いてきていた」
「うん 私の中に居る猫なんだ」 又、変なことを言い出したと思われているんだろうな、舜は黙っていた。
坂の下の公園を横切る時、舜は私を抱きしめてきて
「すずり 決心してくれ 結婚して欲しい」と、言って、唇を合わせて来た。
私は、そのまま、身を任せていたのだ。意思表示のつもりだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ