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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十三話 甘寧、敵陣を見るのことその三
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 甘寧と諸葛勤はロックのその問いにすぐに答えた。
「敵がいると思われる場所からは少し離れているがだ」
「ここなら問題はないわ」
「ここですか」
 二人は四人にも地図を見せていた。その南岸の入り組んでいる場所が指差される。ほたるはその場所を見て言うのだった。
「ここはかなり入り組んでいますね」
「リアス式ね」
 その複雑に入り組んだ場所を見てだ。ジェニーは言った。
「隠れるにはもってこいの場所ね」
「しかもここはね」
 諸葛勤がその場所についてさらに話す。
「山場になっていて木も多いから」
「船を余計に隠しやすいわね」
「ええ。ここならどうかしら」
「いいと思うわ」
 ジェニーが真剣な顔で答えた。

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