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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十三話 甘寧、敵陣を見るのことその二
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れからまたロックに対して言った。
「敵の数に布陣とね」
「それと装備とかもだな」
「ええ、全部見ないとね」
 それが目的だというのだ。
「勝つ為にね」
「では美味いものを食べながらだ」
 牙刀が落ち着いて話す。
「敵を探して調べるとしよう」
「ええ、それじゃあ」
 こんな話をしながらだ。彼等は長江の南岸を目指す。それは甘寧達もだった。
 彼女は傍らにいる諸葛勤にだ。こう尋ねた。
「さて、敵だが」
「この辺りの地形だけれど」
 諸葛勤は地図を開きながら甘寧に応える。
「敵が布陣しそうな場所は」
「ここだろうか」
「ええ、ここね」
 比較的なだらかになっている場所を見ながらだ。二人は話した。

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