第四百三話
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第四百三話 入浴
クラウンの面々は風呂に入った、七人共身体にタオルを巻いてそのうえでまずはサウナ鬼入ったが。
亜美はそのサウナの中でこんなことを言った。
「こうしてサウナに入るとな」
「どうしたの?」
「いや、最初は何もなくて」
隣にいる美奈子に応えた。
「それが徐々にな」
「汗をかいてくっていうのね」
「これがな」
笑顔で言うのだった。
「ええな」
「徐々に汗をかいていくのが」
「それがな、果ては滝みたいな汗になるけど」
それがというのだ。
「そこから冷たいお水浴びてな」
「水風呂入るのね」
「そこまでが好きやねん」
「そうなのね」
「そやからな」
「今こうして入って」
「とことん汗かいて」
そしてというのだ。
「後でな」
「水風呂ね」
「うんと冷たいそこに入って」
美奈子に笑顔で話した。
「身体冷やして」
「そこからね」
「別のお風呂に入ろうな」
「それいいわね」
「そうね、サウナが言うならウォーミングアップね」
華奈子も言ってきた。
「それよね」
「そやろ」
「ここで汗かいて」
「まずはな」
「それで一旦身体を冷やして」
「そこからな」
「色々なお風呂入るのよね」
亜美に笑顔で話した。
「これから」
「もう一回サウナ入ってもええしな」
「そうね、ただね」
ここでだ、華奈子はこうも言った。
「水分も摂らないとね」
「それは絶対やな」
「そうよね」
こうした話もしながらまずは七人共サウナでたっぷりと汗をかいた、そしてそのうえで今度は水風呂に入るのだった。
第四百三話 完
2021・9・19
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