第四百八十一話 学園の少女達その六
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「俺達がいない間な」
「怪人が出てっていうのね」
「それで勝家辺りが先走ってないといいな」
「あの娘今補習よ」
「またかよ」
「だってあの娘学年最下位よ」
学校の成績はそうだというのだ。
「赤点しか取ってないから」
「それも凄いな」
「だからね」
「また赤点か」
「それでよ」
「変に動けないんだな」
「だから安心してね」
こう義晴に言った。
「あの娘のことは」
「それじゃあな」
「これから皆でね」
「一旦俺達の学園に戻るか」
「そうしましょう」
「それじゃあな」
桐生は二人の話を聞いて言った。
「これからあんた達の世界に案内してくれ」
「わかったわ」
信奈は桐生に笑顔で応えた。
「それじゃあね」
「ああ、今からな」
「案内するわ」
こう話してだった。
一行は信奈の案内で店を出てそのうえで内海が働いている工場の裏手に来た、鷲尾風はその裏手に来て言った。
「まさかです」
「こことは思いませんでしたね」
鷲尾雷も述べた。
「案外近くにあったのですね」
「信奈さん達の世界に行く門は」
「道はわからなかったけれど」
信奈は鷲尾兄弟に話した。
「何か簡単にね」
「ナスシタに来られましたか」
「そうでしたか」
「殆ど一直線でね」
「事実工場からナスシタは行きやすいです」
その内海も言ってきた。
「すぐに行けます」
「そうなのですね」
「実は」
「お二人はあまりあのお店に行かれないですが」
それでもというのだ。
「実はそうなのです」
「では覚えておきます」
「そのことも」
「ですから」
それでというのだ。
「信奈さん達もです」
「実際です」
義晴も言ってきた。
「俺達一直線にです」
「ナスシタにですね」
「来られました」
「そうですね」
「では」
これからというのだ。
「入りましょう」
「貴方達の世界に」
「そうしましょう」
その門、学校の校門を思わせるがその上に交差した刀があるその門を開けてだった。戦士達はその門を潜り。
中に入るとだ、そこは。
「あれっ、ここは」
「東京じゃないな」
桐生と万丈は入ったその世界を見て言った。
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