第百十二話 一同、赤壁に出陣するのことその九
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も只の人間ではなかった。
「雷を受けたら死ぬんだよね」
「だから俺達はこうしてか」
「空に雷雲が出たらすぐに壊す」
「そのことを言われたんだな」
「こうして空を飛んで」
「そうだよ。あとこうして時々空を飛んで遠くまで見ることもね」
そのことも言われたのである。
「してくれってね」
「そうか。まあ空を飛ぶのは好きだからな」
「別にいいけれどね」
乱鳳も眠兎もだ。それでいいとした。彼等にとってみれば空を飛ぶことができればそれでよかった。そうした話をしながらだった。
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