第四百八十話 魔王様、勝利!その十三
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「それで充分だ」
「最強か」
「ここまで残ったな」
「その最強の七人でか」
「これからスサノオと戦う、いいな」
「それではな」
「これから戦うぞ」
そのスサノオとだ、こう言ってだった。
ディケイドとクウガは最強フォームになった、すると。
彼等の前にスサノオが出て来た、神は姿を現すと同時に高らかに言った。
「よくぞここまで残ってくれた」
「随分楽しそうだな」
九内はスサノオを見据えて言葉を返した。
「戦えて我々を見られるからか」
「如何にも。この世界でもそれが出来るからな」
「そうか。ではだ」
「私に見せてくれるな」
「隠すものじゃない、思う存分見るといい」
落ち着いた声で述べた。
「我々も見せてやる、そしてだ」
「私に勝つな」
「そうする、ではだ」
スサノオにさらに言った。
「戦うぞ」
「それではな」
「戦いの後の準備はしておきます」
アクが後方から言ってきた。
「ですから」
「わかった、それじゃあな」
「はい、戦いの後はです」
「皆で、ですね」
「楽しもう」
「戦いの後は最高の宴だ」
ディケイドも言った。
「それを楽しむ為にもな」
「戦うか」
(こうした時に言うとフラグだが)
それでもとだ、九内は心の中で呟いた。
(ライダーだと違うな)
「そして勝つな」
「そうだ」
ディケイドは実際フラグなぞ気にせず九内に答えた。
「それでいいな」
「わかった、ではな」
「これからこの世界での最後の戦いだ」
この言葉と共にだった、ディケイドはスサノオに向かい接近戦を挑んだ。それにクウガとキバーラそれに霧雨も続き。
ディエンドはここでこう言った。
「では僕達はね」
「遠距離攻撃だな」
「それを仕掛けようね」
九内に話した。
「僕達はそちらが得意だから」
「そうだな、それでルナはだな」
「回復役にね」
それにというのだ。
「徹してもらいたいけれどいいかな」
「わかったわ」
ルナもすぐに応えた。
「それじゃあね」
「頼むよ」
「そうさせてもらうわ」
「ではね」
「それぞれ役割分担をしたし」
「今からね」
「神様と戦うわよ」
決意している言葉だった、そして。
ルナは神と戦う戦士達の回復役に徹した、六人のダメージを見て的確に回復させるその役目は決して楽ではなかった。
だがそれでもだ、こう言った。
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