第139話
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だね……!」
”灼獣”ローゼリアの話を聞いたエマは目を見開き、ある事を察したセドリックとトワは静かな表情で呟き、アンゼリカは真剣な表情で声を上げた。
「うむ――――――始めるとしようか。」
セドリック達の言葉を肯定した”灼獣”ローゼリアは咆哮をした後全身から凄まじい霊力を放ちながらアリサ達と対峙した。
「っ……!」
「おおっ……!?」
「何という霊威……!」
”灼獣”ローゼリアがさらけ出す膨大な霊力にエリオットは息をのみ、マキアスとユーシスは驚きの声を上げ
「でも――――――こちらも退けない!」
「ええ――――――ここが正念場よ!」
アリサとサラは闘志を高めた。
「Z組並びに協力者一同――――――これより最大級の試練に挑むよ!」
「ボク達Z組の力を絶対に示してやろうね〜!」
「よろしくお願いします!隠されし真実を引き出すtまえに!」
「ロゼ――――――色々文句はあるけど全力で行かせてもらうわよ……!」
トワは号令をかけ、ミリアムは仲間達に激励をし、エマとセリーヌは闘志を高めた。
「うむ、かかってくるがいい。Z組の子らにセリーヌ、そしてドライケルスの子孫よ。魔女の長にして女神の聖獣――――――”灼獣”ローゼリア、参るぞ!」
そしてアリサ達は”灼獣”ローゼリアとの戦闘を開始した!女神の聖獣という伝説の存在との戦いは熾烈な戦いとなったが、内戦と連合とエレボニアの戦争、そして霊場での強敵達との戦いで成長したアリサ達は多くの戦闘不能者も出しながらも、倒れている者達が様々な復活手段で戦闘不能を回復させて挑んだ結果、全員満身創痍の状態で”灼獣”ローゼリアを地に跪かせることができた。
「ハッ……どんなもんだっつーの……!」
「厳しかったけど……何とか上回れたハズ……!」
戦闘が終了するとアッシュは他の仲間達のように疲弊している様子を見せながらも不敵な笑みを浮かべ、フィーは真剣な表情で呟いた。
「ぐぬぬ……人の子ごときにここまで食い下がられるとは……レグナートや――――――の悔しさが今更ながらわかるようじゃ……」
「……――――――……?」
「古竜はともかく……その名前は……」
「聖女の騎神にも似ているが……」
唸り声を上げた後に呟いた”灼獣”ローゼリアのある言葉が気になったセリーヌとエマは戸惑い、ラウラは疑問を口にした。
「フフ……既に人の世では喪われてもうた名であったな……――――――まあよい。よくぞ我が試練を乗り越えた。エマ、皇太子、皆もしかと心するがよい。」
セリーヌ達の様子を見て苦笑した”灼獣”ローゼリアがその場から退くと奥にある水鏡が起動し始めていた。
「……
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