第四百一話
[8]前話 [2]次話
第四百一話 髪の毛は
クラウンの七人はもう充分泳いだ、それは華奈子もですっかり満足してそのうえで皆と一緒に遊んでいた。
そして梨花がその中で言ってきた。
「もうじっくり遊んだし」
「それでよね」
春奈が応えた。
「もう後は」
「ええ、四時になったら」
それならというのだ。
「お風呂に行く?」
「そこで身体洗って温まって」
「そしてね」
「すっきりして帰るのね」
「多分ね」
梨花は笑顔で話した。
「帰ったらぐっすり寝られるわ」
「沢山泳いで遊んで」
「それでお風呂にも入ったから」
そこまでしたからだというのだ。
「もうね」
「ぐっすり寝られるのね」
「それこそベッドに入ったら」
その時にというのだ。
「もうね」
「それで寝られるわね」
「だから後はね」
四時になればというのだ。
「皆でプールの横にあるね」
「お風呂に行くのね」
「そしてお湯に浸かってサウナにも入って」
「身体を温めて」
「身体も奇麗にして」
そしてというのだ。
「髪の毛もね」
「洗うのね」
「そうしましょう」
「それじゃあね」
美樹もここで言った。
「私もね」
「美樹ちゃんもよね」
梨花は美樹にも応えた。
「髪の毛洗うわね」
「ええ、そしてその時は」
髪の毛を洗う時はとだ、美樹は梨花に笑顔で話した。
「髪の毛ほどくわ」
「そうするわね」
「そうじゃないと洗えないから」
だからだというのだ。
「そうするわ」
「それじゃあね」
まだ遊んでいるがその後のことも話した、美樹もその時は普段はポニーテールにしている髪の毛をほどくと言い切った。
第四百一話 完
2021・9・12
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ