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数日後、私は、近い神社にお願いに行って、清音と元のように暮らせますようにとお願いした。その足で、堤さんのとこに行った。堤さんは、居なかったけど、私は、奥さんに用事があったのだ。
「今度のこと、ご迷惑お掛けして申し訳ございませんでした」
「あら いいのよ わざわざ来てくれたのー 主人、出掛けて居るのよ」
「いいえ 今日は、奥様に お礼をと思って・・」
「なに言ってんのよ 私はなんにも・・」
「でも 前に 私が来た時 後押ししてくださって・・ 有難うございました」
「美鈴さん 丁寧よね 主人が、気に掛けているっての わかるわー 最初のうちは、ちょっと勘繰ったけど、今は、あの人の男気なんだなって」
「すみません 私 甘えてしまって・・」
「いいの いいの あなたと関わってから お仕事も増えてね 忙しくなって、ウチも助かっているのよ」
私は、蒼と光瑠にも、堤さんが清音のもとに行ってくれたこと、知らせておいて、1週間後に又行くと言っていたことの連絡を待った。
数日後、堤さんがお店に来て、外に呼び出してくれた。
「昨日 行ってきたんだ 会って来たよ 嫁さんも、一緒のほうが信用してもらえるからって、行ってくれたんだよ」
「えぇー それは、すみません」
「あれから、男は寄り付きもしてないそうだ この前よりも、打ち解けて話してくれたよ 嫁さんが居てくれたお陰かも知れんな 信用してくれてな 半分乗り気になってくれて 嫁さんが、とりあえず 相手に会ってみようよと誘ってくれたんだ それで、案内した」
「えー 田中さんに・・」
「そうだよ 田中さんとこ行くとな 連絡してあったから、待っていたように歓迎してくれて・・
それどころか、あのばぁさん もう、部屋を用意してて、ベッドも置いてあった すっかり、その気になっているんだよ」
「うわー 田中さんらしいわねー どうしよう」
「だろー だけど、来てくれるなんて、うれしい うれしいの一点張りでなー 孫が来るんだから当たり前でしょって 清音ちゃんも、戸惑っていたよ」
「そうだよねー あの人に言われると、押し切られてしまうのよ」
「それからね 貸農園をやっている人のところに連れて行った 年寄夫婦がやっていて、若い人を欲しがっていたから」
「何で 農園? 勤め先? そんなのー」
「あのさー いきなり、ナカミチでって行かないだろう? それは、清音ちゃんにも、抵抗あると思ったから それに、嫁さんとも相談して、サービス業は人に会うのが多くなるだろう 今の、清音ちゃんには、そういう所の方が良いかなって・・ 本人も興味あるみたいだったよ」
「そうなの あの子がね でも、まるで経験もないし」
「でも、連れて行くと
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