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農園の木下さんって言うんだけど 最初から教えるし、大丈夫だよって それに、農作物を作るんじゃぁ無くて、貸した土地の管理だからと・・ 清音ちゃんも、陽のあたるところで働けるのも、好いかも・・って言っていた」
「そう じゃぁ 全て、その気になったのかしら」
「それは、まだ、わからない でも、帰りに 堤さんには、ここまでしてくれて感謝していますってお礼を言われたし、田中のおばあさんは、とっても気さくだし、あんなにしてもらえるって信じられないって 断るのって悪いよねー ってつぶやいていた それから、どうして、ここまで堤さんは私に親切にしてくださるんですか 美鈴さんのためですか? って聞かれたんだ」
「それで なんて?」
「突然だったからね 考えたんだけど 美鈴さんの為ってより 昔、ナカミチのオーナーにお世話になったので、その娘さんのことだから ナカミチが復活したので、応援している人は多いんだよ 田中さんもそのひとり と答えたんだ そーしたら、今のナカミチはお父さんがオーナーなんですか と考え込んでいた」
「そうかー どういう気持ちなんかなぁー」
「うーん でもね 最後に、考えさしてもらってもいいですか 又、こちらから、連絡します すぐに、今の勤め先も辞めるわけにもいかないので・・それに・・私、ずーと 独りで生きて行こうと決めていたのに・・こんな・・親身になってもらうなんて・・初めて・・と言っていた」
「そうですよね いきなりって言ってもね」
「うん 連絡、待とうよ 感じとしては、その気になってくれていると思うよ それに、嫁さんが言っていたけど、田中さんとこから、農園に行く前に、あの子、それまでの濃いお化粧を落としていたんだって その気になっていたんじゃぁないかなー ってさ 素直で良い子だって」
「堤さん 有難うございます 私 お願いして良かった 又 助けてもらいましたね 奥様にも、お礼言っておいてくださいね」
私、何かすっきりとしていた。待とう すくなくとも、悪い男からは、逃れたんだ。
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