第三章
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「ここにいてもな」
「不思議じゃないか」
「そうだろ」
「先生だって学校出たら普通の人だしな」
木坂も言った。
「それじゃあだな」
「先生がいてもおかしくないか」
「ああ、それでな」
木坂は羽鳥にあらためて囁いた。
「どうするんだ」
「声かけるかってか」
「そうするか?」
「学校の外でも先生に声かけられるか」
これが羽鳥の返答だった。
「そんなの無理だろ」
「そうだよな」
「だからここはな」
羽鳥は五人の美女即ち先生達を観つつ言った。
「下がるぞ」
「そうするか」
「先生達が見えない場所までな」
「水着姿見たとかわかったらまずいしな」
「だからな」
ここはというのだ。
「下がるぞ」
「そうするか」
「ここはな」
こう言ってだった。
羽鳥は二人を連れてその場を後にした、そして三人共それからすぐにトイレの個室に入った。その翌日。
三人はクラスでこっそりと話した。
「夜もだろ」
「ああ、もう目に焼き付いてな」
「ずっとだったよ」
三人でこっそりと話した。
「普段何とも思わなかった先生達がな」
「あんなにスタイルよくてな」
「それも水着になってたからな」
だからだというのだ。
「もう忘れられなくて」
「何度してもだったな」
「昨日の夜は大変だったぜ」
こう言い合った、そして。
羽鳥は強い声で言った。
「暫くは先生達でな」
「ああ、そうしていくことになるな」
「俺達はな」
二人共羽鳥に確かな顔で応えた。
「五人共エロ過ぎて」
「忘れられないな」
「っていうか先生達見たらな」
「思い出さずにはいられないな」
「そうだよな、すげえもん見たぜ」
羽鳥は唸りながら言った。
「昨日は」
「全くだな」
「昨日はな」
二人も言った、そして彼等は暫くどころか卒業して大学に入ってからも時々先生達をそうしたことの相手とした。しかし。
先生達は職員室の中でこっそりと話した。
「あの子達絶対ですよね」
「私達の水着姿思い出してね」
神奈先生は結城瀬性に笑って応えた。
「してるわよ」
「絶対にですね」
「高校生がしてない筈ないわよ」
宮脇先生は笑って話した。
「それこそ」
「私達に気付いたのなんてわかってますよ」
武田先生も笑って言った。
「知らない振りしていただけで」
「まあ観られてそうしたこと位ならいいわよ」
堀川先生は大人の余裕を見せていた。
「声かけて来たら怒るけれど」
「そうですよね」
「まあ生徒が来てるってことも考えてたし」
「それなら見なさい」
「減るものじゃないですし」
「そうしたことも気付かないふりしてあげるってことでね」
「そうですね、ただあの子達の水着姿の私達ってどうなっているん
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