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『外伝:赤』崩壊した世界で大剣豪とイチャコラしながら旅をする
☆逆犯-ぎゃくれいぷ-
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「ありがとうございます武蔵様。まさか鬼との問題解決だけでなく人間同盟の隠れ家まで突き止めてくださるなんて…!」
「いえいえ…あれはただ成り行きと言いますか…。」
あれから、
やまとくんを誘拐した悪い人達を成敗した後京都守護局にそれを連絡。
そうしたら頼光様に呼ばれ、何事かと思ったら私が突き止め、退治したのは『人間同盟』という悪い宗教団体であり、どこかに潜伏しているという噂があったのだという。
「武蔵様、どうかこちらを…。」
「いやーどうもすいません。こんなにもらっちゃっていいのかしらね私ー!」
というわけでそんな悪質宗教団体を倒したとしてさらにお礼を言われ京都のお土産までもらっちゃったというわけ。
いやぁ本当に成り行きなんだけどなぁ…。
「ところで、お隣の方は?」
話を終え、頼光様は私から隣で手を繋いでいる少年に目を移す。
「この子?はい、やまとくんです。私のマスターの。」
「え…?」
そんな顔するのも無理はないというか…うん。しょうがない。
「マスターを子供に…?」
「はい、」
「どうやったのですか?」
「え?」
「どうすればマスターを子供に戻せるのでしょうか?私は…いいえ、母としてそれが気になるのです。」
どうやら頼光様も試したい様子。
自分のマスターをショタにしたい気持ちは凄くわかるけど、私もよく分からないしどうしようもない。
きっとどこかのもの好きなサーヴァントがそのうち子供に戻せる若返りの薬を作ってくれることだろう。
私はそれを願い、子供に戻すことは私にはどうすることも出来ないと言い、頼光様にさよならを伝えると残念そうな顔をして見送られた。
?
それから夜も更けて来た頃。
「いのしかちょう。またおれのかち。」
「うわー負けたー。」
夕飯も食べ終え、やまとくんとこうして花札を遊んでいた時のことだ。
「むさしよわいね。おれこれでじゅうれんしょうだよ。」
こうして私が10連敗しているのだけれど、ここまで負け続け、私はあることを閃いた。
「む、唐突に閃いた…!」
「?」
「ねぇやまとくん。せっかくだから"賭け"しない?」
「かけ?ギャンブルするの?」
「そう。何かを賭けないとお姉さん本気出せなくって。それに、遊びには刺激があった方がいいでしょ?」
「まぁ…うん。でもおれ18さいじゃないし。」
「そういうことは気にしないの!ほら!」
ということでやまくんと賭けをすることに。
で、何を賭けるのかって?それはお楽しみということで…。
「…かった。」
「うわーあと一枚で一文だったのになー、お姉さん負けちゃったなーくやしいなー」(棒読み)
本気出してもやまとくんに勝てないのは先の勝負
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