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だろうって 彼女は困惑しているみたいだったけど、少し、安心もしていたみたいだった それで、本題を切り出した 店長が探していることを そーしたら」
「そーしたら なんて?」
「うーん あんまり、会いたくないって 店長のこと、恨んでいるんだってさ」
「えー どうしてー? 私がー」
「あの時 彼女も迷っていたらしい どうしたらいいのか、だけど、お姉ちゃんは構ってくれないし、結局、お母さんの言うままに連れて行かれてしまったらしい だけど、お姉ちゃんと離れ離れになってしまって、ずーと泣いていたらしい お姉ちゃんは私を見捨てたんだと」
「そんなー 私 あの時、お父さんのことが精一杯で・・ナカミチのこともあったし・・ そうよね、構ってあげれなかったわ やっぱり、私が悪いのよね なんで、もっと、清音のことを・・」と、私、涙が出てきていた。
「そんな 泣くなよ 店の人に見られるじゃぁないか」
「だってね だって 私 どうしたらいいのー」涙が止まらなくなっていた。堤さんは、ハンカチを私にわたしながら
「ちょと 待ってよ なんか、俺がいじめているみたいだよー それでね、俺は、店長の気持も伝えておいた あの時は、仕方なかったんだと だから、一度、会って、お互いの気持をぶつけあってみたらどうかと それとね、お母さんのことも聞いてみたんだ そーしたら、あの人のことは、もう、忘れましたと冷たく言っていた。もう、誰も頼らないで、私は独りで生きていきますとも言っていたよ」
「そうなの なんかあったんだね お母さんとも」
「みたいだよ それ以上は話したくないみたいだったから でもね、昔のナカミチの時のお父さんの話を持ち出して、元気になって たまに きよね って言って会いたがっているって話したら、反応していた。会いたいと思っているんじゃぁ無いかなぁー」
「そう やっぱり お父さんかぁー」
「いや ああは言っているけど、お姉ちゃんにも会いたいに決まっているよ 今は、バツが悪いだけで・・ナカミチが復活したことも、うすうす解っていたとも言っていたよ いつかは と思ったこともあった ということまで話し出してくれた」
「そう 少しでも、会いたいという気持ちがあってくれているんだったら 良かった」
「だからね 俺は、この際、生まれ変わった気持ちにならないか 別の仕事も見つけるし、住むところも、独り暮らしのおばぁさんが居て、一緒に住んでくれる人がいたら、大歓迎だと言う人も居るんだ。どうだろう、考えてみても良いんじゃぁ無いかな 考えて 又、来週、気持ち聞かせて と言ったんだけど 彼女 俺の名刺 しまっていたから その気無いわけじゃぁ無いと思うよ」
「なによー 堤さん そのー 独り暮らしのおばぁさんって もしかして 田中さん
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