第四百話
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第四百話 六人で遊んで
美樹は美奈子達と一緒になった、だがここで美奈子は美樹に尋ねた。
「華奈子は?」
「まだ五十メートルプールで泳いでるわ」
美樹は美奈子に笑顔で答えた。
「あと少し泳ぐって言ってるわ」
「そうなの、相変わらずね」
美奈子は美樹の返事を聞いて微笑んで述べた。
「あの娘って身体動かしたらね」
「とことんまで動く娘よね」
「だからね」
それでというのだ。
「今回もなのね」
「そうするって言ってるわ」
「わかったわ、じゃああの娘が来るまではね」
「六人で遊ぶのね」
「そうしよう」
こう美樹に言った。
「今から」
「それじゃあね、一緒にゆらゆらとね」
そうしてというのだ。
「ゴムボートに乗ってね」
「遊ぶのね」
「浮き輪もあるし」
「それにも乗って」
「そうして遊びましょう」
こう美樹に言うのだった。
「ゆっくりとね」
「それもプールの楽しみ方よね」
「泳ぐのもいいけれど」
運動もというのだ。
「こうしてね」
「遊ぶこともね」
「いいわよね」
「そうよね」
「私も泳いだけれど」
赤音は浮き輪の中に腰を落としてプールに浮かびながら話した。
「今はね」
「そうしてなのね」
「遊んでるわ、かなり泳いだし」
それでというのだ。
「後はね」
「そうしてなのね」
「ゆっくりと遊んで」
「そうして楽しむのね」
「そうするわ、じゃあ華奈子ちゃん来るまでね」
「六人でなのね」
「遊びましょう」
こう美樹に言った、そしてだった。
美樹も遊びの中に入った、六人の少女達は楽しく遊びながらそのうえで回遊プールの中にいるのだった。
第四百話 完
2021・9・2
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