第四百八十話 魔王様、勝利!その四
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アスタも迂闊に前に出ずそのうえで戦っていった、戦いはまずは激しいが冷静に進んでいった。そうしてだった。
戦局を見てだ、ことはは言った。
「辛いわね」
「そのことは変わらないね」
「何処で戦ってもね」
こうアオに述べた、二人は今は後方で休んでいる。
「そのことはね」
「そうだよね」
「辛いままで」
さらに言った。
「進んでいくのよね」
「そうだよね」
「けれどね、戦うのなら」
「このままやっていかないとね」
水奈と火奈が二人に言った。
「それが決戦だし」
「スサノオもわかっていて仕掛けてきてるし」
「やっていこう」
「このままね」
「うん、だから私も出番が来たら」
アオは双子に応えて述べた。
「その時はね」
「戦うね」
「そうするよね」
「うん、そうするよ」
絶対にと言うのだった。
「私もね」
「その意気だよ」
「じゃあ頑張ろう」
「確かに大変だけれど」
「そうした戦いだけれどね」
「そうよ、幾ら出て来てもね」
ことはも言った。
「そうした戦いだから」
「やってくしかないわよね」
「敵が尽きるまで」
「そのことはもうわかってるし」
「じゃあね」
「戦っていこうね」
「そうするわね、出番が来れば」
アオは鋭い声になって言った。
「その時にね」
「私達も頑張るから」
「皆で戦っていこう」
水奈も火奈もこう言ってだった。
アオとことはと共に戦局を見た、そしてアオとことはは出番が来ると戦場に向かい双子の姉妹も自分達の場所で戦った。
戦局を見てだった、みほは霧雨に言った。
「少し下がってくれますか?」
「後ろにか?」
「はい、霧雨さんは一旦下がって」
そうしてとだ、戦車の砲塔から上半身を出して話す。
「私達が砲撃をした後で」
「突っ込むんだな」
「それを繰り返してくれますか」
「一撃離脱か」
「桃子さんと一緒にお願いします」
こう言うのだった。
「そして空からはサラさんが」
「攻撃ですね」
「やはり一撃離脱でお願いします」
サラにも言うのだった。
「陸と空から、遠距離攻撃は私とシャルルさんで行います」
「闇の禁呪だな」
「それをお願いします」
シャルルにも話した。
「ここは」
「わかった、そうさせてもらう」
「援護攻撃と一撃離脱です」
この二つの攻撃を合せるというのだ。
「ここは」
「さて、やりましょう」
戦車の中から優花里が言ってきた。
「皆で」
「そうですね、一人じゃないです」
「皆がいるからね」
華と沙織も言ってきた。
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