第二章
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緒に言った、奈緒は水色のジャージと青のシャツといった格好だ。
「あんたあまり変わってないね」
「うん、皆そう言うよ」
奈緒はジュブナイル小説を読みつつ姉に答えた。
「子供の頃からね」
「本好きなこともね」
「好きなジャンルは増えたけれど」
それでもというのだ。
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