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供、2人になるかも知れないでしょ 気にしないで」
「バカ 喧嘩なんかしないで、ずーと仲良くやるんだよ」
「だよね ずーと ね」
店を出て、僕は、どっちと美鈴に聞いたら
「うーん あっちの方かな 歩いて行こー」と、歩き出した。
「美鈴 もしかして 予約してないんかー?」
「うん なんとでもなるって思っていたから・・」
「そーかよ 泊ろうて言うから、予約してるんかと・・」
「いいじゃん ラブホ 行ってみたいし‥ あっちのほうにあるかなー 満室だったら、野宿だね
「あのさー あきれたよ」
そこから、天満のほうに、しばらく歩いて、電飾の輝いている建物を見つけて入って行った。
「良かったね 空いていて ベッド大きいんだね ライトもきれい テレビも大きい わぁー お風呂の中ここから見えるんだよー」
「美鈴 はしゃぎすぎ お風呂 入ろうよ」と、僕は、思い切って言ったつもりだった。
「えー 一緒に・・ やだ 蒼 先に入って・・」と、途端に、下を向いていた。
だけど、僕が身体を洗っていると、美鈴がタオルで隠しながら、入ってきた。一言も話さないまま、美鈴は、身体を流して、そのまま湯舟に浸かっていた。僕も、洗い流して、湯舟に入って、横から美鈴を抱いて、口を寄せていった。
僕が、美鈴の胸に手を添わしていくと、喘ぐように
「あーぁ ここじゃぁ のぼせちゃうよ まって 私 髪の毛も洗うから、先にあがってて」と、
僕が、バスローブで缶コーヒーを飲んでいると、美鈴は長いことかかって上がってきた。
「ごめんね 髪の毛乾かすから・・ 大きいお風呂ね あんなのいいなぁー 蒼に抱かれても、ゆったりだもんね」と、他人事のように・・
ドライヤーの音が止んで、少しして、「ごめんね」と美鈴が言って、バスローブを脱いだかと思うと、色柄のキャミスリップ姿で、いきなり抱きついてきた。美鈴の髪の毛の香りに僕もたまらなかったのだ。
美鈴は、「ようやく蒼のものになった気がする」と言って居たのだ。「すごく幸せ感じる」とも。僕も、満たされていたのかも。
翌日は、美鈴も店に出ると言うので、朝早く別れて、僕も会社に向かった。まだ、美鈴の匂いがする気がしていた。
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