第四百七十九話 仲間達集結その十六
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「そうそうさぼる人もいないな」
「冗談抜きでさぼったら怖いな」
昴は刀に手をやっている白老と機関銃を持っているロシアを見て言った、見ればターニャもライフルを持っている。
「この面子だと」
「そうっすね」
ゴブタも引いて頷いた。
「せめて訓練中はさぼらない様にするっす」
「そうした方がいいな」
「元の世界での仕事もさぼるな」
またリグルが言った。
「そちらもな、さもないとロシアさんに来てもらうよ」
「呼んでくれるんだ。何時でも行かせてもらうね」
ロシアはにこにことして応えた。
「頼りにしてもらえるって嬉しいからね」
「ロシアさんっていい人なの?」
「基本そうなんだけれどな」
当麻はインデックスに応えた、まだ頭にはたえがいる。
「けれどな」
「怖いよね」
「そうしたところもあるんだよな」
「そこがまたいいけれど」
「怖いのは事実だよな」
「まあ皆真面目に訓練しようね」
ディエンドは落ち着いた声で言った。
「それがそのまま力になるからね」
「うむ、では励むぞ」
白虎は腕を組んで笑って応えた。
「そしてその後で沢山食べるのだ」
「そうしようね」
「じゃあやるのだ」
白虎は笑顔で言ってだった。
ディエンドとの訓練に入り他の戦士達もそうした、それぞれの世界の戦士達はこの世界でも共に汗を流し決戦に備えていた。
第四百七十九話 完
2021・7・8
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