尊VS繭
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朔弥「……なかなか言うじゃねぇか…」
エナジー「オオオオオッ!」
繭「それなら…私も…!!」
繭は右脚だけだった蹴りに、左脚も加え、両脚蹴りの体勢になった。
エナジー「.....グギギッ...」
エナジーは...徐々に押されていた。
エナジー(力不足なのかッ.....!?それでも、俺は.....!」
エナジー「......例え!この両腕が消し飛んでも!例え!この体が折れても!俺の心は絶対に折れねェ!
それがこの俺、庭瀬家20代目当主、庭瀬 尊だァァァ!」
エナジーは、せめて気迫だけでも負けてはならぬと、まるで自分を鼓舞するかのように叫んだ。
繭「見事です…!なら一思いに!!やぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ズドォォォォォォン!!!!
繭は、攻撃ごと貫くかの様に、エナジーナイトへトドメを刺した…
-
〜その後〜
朔弥「タケ〜、起きてるか〜?」
尊「生きてる〜....で、起きてる〜」
朔弥「カッコよく負けたな」
尊「.....一瞬三途の川見た」
朔弥「誰かに会えたか?」
尊「まだ生きてる父さん」
朔弥:殴っていい?なんで三途の川で生きてる親父さんに会うんだよ
尊「今ボロボロな身体なのに更に殴られたらキツいて....」
そして、尊はため息をついた。
尊「.....勝つって言ったのにボロ負けしちまったぜ...」
朔弥「タケは頑張ったよ…よく頑張った」
尊「それでも.....負けたのは悔しいぜ。.....やっぱ最近鍛えてなかったから負けたんかな....」
朔弥「多分違うと思うぞ?」
尊「そういうもんかなぁ」
朔弥「実力差があり過ぎたんだよ」
尊「ダメージらしきダメージ、与えられなかった」
朔弥「仕方ないさ…これから頑張ろうぜ」
尊「ああ。.....こういう試練や試験でいちばん怖いのが結果発表なんだよなぁ」
朔弥「受験を思い出すな」
尊「エスカレーター式じゃないのよね.....」
その時
コンコン…
ロッジの扉がノックされる。
尊「どうぞー」
ガチャ…
すると現れたのは…
謎のカカシ(CV浜田○功)「結果はっぴょぉぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
謎のカカシが現れ、大音量で結果を発表したのであった…
尊「おわあああ!?」
朔弥「うるっせ!?」
鏡夜「あ、音量MAXにしてた」
カカシを抱えた鏡夜であった…
尊「鏡夜ァ!ビビらせんじゃねえよ!」
鏡夜「サーセン、ちょっと音がデカすぎたっしゅ」
朔弥「そんで、結果発表って言ってたけど…」
尊「...
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